これまで企業様から、業務改善の必要性については議論を重ねてきているものの、以下の状況からなかなかうまく進まないという相談をいただいております。
・従業員流出による事業推進の懸念
・効率化・自動化によるROIの説明と改善計画の難しさ
・益々IT投資のスピードがUpし、業務分析よりデジタル化が先行してしまう。
このような状況では、業務部門に何らかの手を施さないと好転は難しいため、“業務を可視化する“というステップが必要になります。
業務の可視化とは?
実際の作業を棚卸して、業務フローや業務体制図、データI/F表など資料として作成し、業務をプロセス・ヒト・モノ・コストの視点で可視化することを指します。
業務が複雑化してDX化、効率化が困難
経済産業省は以下の様な警鐘を鳴らしており、その対策として『業務の見える化』(=業務の可視化) を提唱しています。

DX・効率化への成功には業務可視化が大事
業務のデジタル化のため、BPMNソリューションやRPAソリューションを先行して採用・導入していく傾向があります。
ただし、もしToBeへの設計をしていないとデジタルソリューションを導入しても効果がわからず、適正な改善とならない場合が多いです。
よって、あらかじめ 業務のムダ・ムラ・ムリをそぎ落とした改善計画をしておくこと、もしくは改善したプロセスを実装している状態にしておくことが必要で、そのために業務の可視化が必要不可欠となるのです。
以上